「太陽光発電の買い取り終了」…って本当!?〜報道の真相とFITの今後〜

「太陽光発電の買い取り終了」…って本当!?〜報道の真相とFITの今後〜

2019-06-14

612日、一部マスコミなどで「太陽光発電の買い取り終了へ」とのニュースが報じられました。

いかにも「稼働している発電所のFIT買取が打ち切られる」かのように受け取られる見出しの内容です。

太陽光事業に投資しているみなさんも、驚いたのではないでしょうか。

はたして、その真相は ──

結論からいうと。今、すでに稼働している発電所のFITが打ち切られることはありません。ただし、FIT制度には見直しがある見込みです。

今回の報道をより正確に表現するならば、来年にも予定されているFIT制度の大幅な改正により「現行体制のFITが終了するかもしれない」というものです。

現在、経済産業省のワーキンググループ「再生可能エネルギー大量導入・次世代電力ネットワーク小委員会」などでは、政府が主導するエネルギーミックスをベースに、太陽光発電をはじめとした再生可能エネルギーのさらなる導入による「主力電源化」を見据えて、FIT制度の抜本的な見直しを検討しています。

その中で、ドイツなど再エネ先進国の買取制度を参考に、ポストFITPost-FIT)となる新たな枠組みへの移行(これが、報道におけるFIT終了の意味するところだと思われます。)も視野に制度を再設計する方向で検討することが決まりました。

そして、このポストFITについては、新制度移行後に新たに運転を開始する発電設備が対象となるとみられており、その移行時期も含め、現時点ですでにFITの適用を受けている発電所の売電価格の変更や打ち切りについての言及はなされていません。

現行のFIT制度が開始して7年。余剰電力買取の時代も含めると、まる10年になろうとしています。

時代とともに電力事業全体を取り巻く業界再編の流れの中で、FIT制度が転換点を迎えようとしていることは事実です。

いずれにしても、今回のポストFITに向けた再構築は検討段階に入ったばかりで、その根底にあるのは「再エネの主力電源化」です。

まだまだ不明なところも多く、記事を読めばわかるとはいえ、FITが終わったと印象づけるような、誤解を招く報道をする意図がよくわかりません。

メディアあるあるはさておき……

弊社としては、今後のFITの動向についてはより注視し、太陽光事業のみなさんにとって少しでも役立つ情報を発信していきたいと思います。

セイワ

固定価格買取制度により20年間の安定した収入を確保できる太陽光発電投資。はじめてでも時間も手間もかからず、個人投資家に最適なローリスク・ミドルリターンの資産運用が魅力です。

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